先日、東京で開催中のロン・ミュエック展を見てきました。青森県十和田市現代美術館にある巨大な女性像をご存じの方も多いと思いますが、その作者の作品をまとめて見られる貴重な機会です。
中でも楽しみにしていたのが、「イン・ベッド」というベッドで横たわる巨大な女性の作品。身長約6メートルという圧倒的な大きさにも驚きますが、本物の肌のような質感や、何かを見つめるような静かな表情に引き込まれます。
ところが職業柄、私はつい別のことを考えてしまいました。この身長なら体重は2.5~3トンくらいだろうか。このマットレスの厚さでは支えきれず、腰が痛くなってしまうだろう……。もしマニフレックスならフラッグFXを3枚くらい重ねないと無理かもしれない、などと想像しながら作品を眺めていました。
同じ作品を見ても、職業によって見え方は違うもの。こんなことを考えながら鑑賞していたのは、会場でも私くらいだったかもしれません(笑)。

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